10進数とは?読み方・意味・計算方法を初心者向けにやさしく解説!
生徒
「先生、10進数ってよく聞くんですが、改めてどういう意味なんですか?」
先生
「10進数とは、私たちが普段の生活で使っている数字の表し方のことだよ。0から9までの10種類の数字を使うんだ。」
生徒
「じゃあ、他に何かあるんですか?違う数の使い方みたいな?」
先生
「あるよ。2進数(ニシンスウ)や8進数(ハチシンスウ)、16進数(ジュウロクシンスウ)などがあって、コンピュータの世界では10進数以外もよく使われるんだ。まずは10進数の基本からしっかり学んでいこう!」
1. 10進数(ジュッシュンスウ)とは?
10進数とは、読み方は10進数(ジュッシュンスウ)といい、0から9までの10種類の数字を使って数を表現する方法です。私たちが日常生活で使っているのがこの10進数です。時計の時間、値段、電話番号、テストの点数など、ほとんどすべてが10進数で表示されています。
10進数は、基数(キスウ)が「10」のn進数(エヌシンスウ)の一種です。各桁は10のべき乗(0乗、1乗、2乗…)に基づいて重みが決まり、数の大きさを表しています。
2. 10進数の桁の仕組みと重み
たとえば、10進数の「573」は、次のように桁ごとの重みを使って表されています。
- 5 × 10²(100)= 500
- 7 × 10¹(10)= 70
- 3 × 10⁰(1)= 3
- 合計:500 + 70 + 3 = 573
このように、10進数は「位取り記数法(イクドリキスウホウ)」に基づいており、各桁がそれぞれ10の何乗かを示しています。
3. 10進数と他のn進数との違い
10進数とよく比較されるのが、2進数(ニシンスウ)、8進数(ハチシンスウ)、16進数(ジュウロクシンスウ)などのn進数です。
2進数は0と1だけ、8進数は0〜7、16進数は0〜9とA〜Fを使って表現します。それに対して、10進数は0〜9の10種類を使用します。
たとえば、10進数の「15」は、2進数だと「1111」、8進数では「17」、16進数では「F」になります。これらの変換は、コンピュータの処理においてとても重要です。
4. 10進数の変換方法(2進数・8進数・16進数との相互変換)
10進数から他の進数へ変換する基本は、「割り算と余り」です。例として、10進数「45」を2進数に変換するには、次のようにします:
- 45 ÷ 2 = 22 余り1
- 22 ÷ 2 = 11 余り0
- 11 ÷ 2 = 5 余り1
- 5 ÷ 2 = 2 余り1
- 2 ÷ 2 = 1 余り0
- 1 ÷ 2 = 0 余り1
- 下から読むと「101101」
同様に8進数や16進数への変換も、割る数を変えることで可能です。
5. 10進数が使われる場面と理由
10進数は、古代から私たち人間が直感的に使いやすい進数として定着しています。その理由の一つが「指が10本あるから」という説です。指を使って数を数えることから、自然と10進数が発展したとされています。
現代でも、金額、温度、距離、時間、年齢など、あらゆる場面で10進数が使われています。人間が理解しやすい形式であり、日常生活に最も適した進数です。
6. コンピュータとの関係と注意点
コンピュータの内部では2進数が使われていますが、私たちが使う入力や表示は基本的に10進数です。そのため、プログラムやソフトウェアでは、10進数と2進数や16進数を相互に変換しながら使う必要があります。
たとえば、プログラミング言語では「0x1F」のように16進数が出てきますが、これは10進数では「31」です。開発現場では、10進数との対応関係を理解しておくことがとても重要です。
7. 10進数の雑学や歴史
10進数の起源は古代インドやアラビアにあり、「アラビア数字(アラビアスウジ)」としてヨーロッパに伝わりました。現在の0〜9の数字の形も、アラビア数字がもとになっています。
また、「ゼロ(0)」という概念も、インドで生まれた画期的な発明です。ゼロを使うことで、桁の位置を正確に表現できるようになり、10進数の計算が飛躍的に進歩しました。
10進数は、数学だけでなく、科学や経済などさまざまな分野で基本となる重要な概念です。