カテゴリ: 基本情報技術者試験 更新日: 2026/01/18

8進数とは?初心者にもわかる意味・読み方・使い方をやさしく解説!

8進数
8進数

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「先生、8進数って何ですか?2進数や16進数と一緒に出てくるけど、よく分かりません。」

先生

「8進数は、0から7までの数字だけを使う数の表し方なんだよ。2進数を簡単にまとめるときなどによく使われるんだ。」

生徒

「0から7だけ?でも、どうして8進数が必要なんですか?」

先生

「それはね、コンピュータの内部で2進数を読みやすくするために、8進数が使われることがあるからなんだ。では、詳しく説明していこう!」

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1. 8進数(ハチシンスウ)とは?

1. 8進数(ハチシンスウ)とは?
1. 8進数(ハチシンスウ)とは?

8進数とは、読み方は8進数(ハチシンスウ)といい、数字を0(ゼロ)から7(ナナ)までの8種類だけで表現する数の表記方法です。基数(キスウ)が8のn進数(エヌシンスウ)の一種で、デジタル回路やコンピュータの基礎として使われることがあります。

たとえば、8進数の「17」は10進数で「15」に相当します。これは以下のように計算されます:

  • 1 × 8¹ = 8
  • 7 × 8⁰ = 7
  • 合計 = 15

2. 8進数の特徴と使いどころ

2. 8進数の特徴と使いどころ
2. 8進数の特徴と使いどころ

8進数の特徴は、2進数よりも桁数が少なくなり、見た目がすっきりする点です。8進数は3ビットで1桁を表すことができるため、2進数の長い列を短くまとめたいときに便利です。

たとえば、2進数の「110010」は、8進数で「62」と表現できます。これは以下のように変換します:

  • 110(2進)→6(8進)
  • 010(2進)→2(8進)
  • 結果:62(8進)

このように、2進数と8進数の間には、ビット単位での対応関係があります。

3. 8進数と10進数(ジュッシュンスウ)の変換方法

3. 8進数と10進数(ジュッシュンスウ)の変換方法
3. 8進数と10進数(ジュッシュンスウ)の変換方法

10進数(ジュッシュンスウ)から8進数への変換方法は、2で割って余りを取る2進数の方法とよく似ています。ただし、割る数が「8」になります。

例:10進数の「83」を8進数に変換する場合:

  • 83 ÷ 8 = 10 余り3
  • 10 ÷ 8 = 1 余り2
  • 1 ÷ 8 = 0 余り1
  • 下から読むと → 123(8進数)

逆に、8進数から10進数へ変換するには、各桁に「8のべき乗」をかけて足し合わせます。

4. 8進数と2進数(ニシンスウ)の関係

4. 8進数と2進数(ニシンスウ)の関係
4. 8進数と2進数(ニシンスウ)の関係

8進数と2進数は密接な関係があります。8進数の1桁は、2進数の3桁と対応しています。

たとえば、8進数の「5」は、2進数では「101」、8進数の「7」は「111」です。これを応用すると、2進数の「1101011」は:

  • 001 101 011(3桁ごとに区切る)
  • → 1 5 3(8進数)
  • 結果:153(8進数)

この変換は、コンピュータ内部でのデータ処理を簡略化するためによく使われます。

5. 8進数の用途と使用例

5. 8進数の用途と使用例
5. 8進数の用途と使用例

8進数は、かつてコンピュータの機械語(キカイゴ)やアセンブリ言語(アセンブリゲンゴ)でよく使われていました。特にUNIX(ユニックス)系のOSでは、パーミッション(権限)の設定に8進数が使われることがあります。

たとえば、「chmod 755」は、ファイルやディレクトリのアクセス権限を8進数で設定している例です。これは、それぞれの桁がユーザー・グループ・その他のアクセス権限を示しています。

このように、8進数は現代のシステムにも応用されている実用的な数の表し方です。

6. 8進数の歴史と雑学

6. 8進数の歴史と雑学
6. 8進数の歴史と雑学

8進数という概念自体は、数学的にはかなり古くから知られていますが、コンピュータの登場とともにその重要性が高まりました。特に、初期のコンピュータでは3ビット単位の構成が多く、8進数が便利に使われました。

また、8進数は「オクタル(Octal)」とも呼ばれます。これはラテン語の「8(octo)」に由来する言葉です。

現在では16進数の方がよく使われていますが、8進数もプログラミングやシステム管理の現場では今なお重要な存在です。

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まとめ

まとめ
まとめ

8進数(ハチシンスウ)の全体像を振り返る

ここまで、8進数(ハチシンスウ)について、意味や読み方、基本的な考え方から具体的な使い道までを順を追って見てきました。8進数とは、0から7までの数字だけを使って数を表現する方法で、基数(キスウ)が8であるn進数(エヌシンスウ)の一種です。普段私たちが使っている10進数(ジュッシュンスウ)とは見た目や考え方が異なりますが、計算の仕組み自体は決して難しいものではありません。

特に重要なのは、8進数が単独で存在しているのではなく、2進数(ニシンスウ)と非常に深い関係を持っている点です。8進数の1桁は、2進数の3桁に対応しており、この対応関係によって、長くなりがちな2進数を短く、読みやすく表現できます。コンピュータ内部ではすべてが2進数で処理されていますが、人間がそのまま2進数を扱うのは大変です。そこで、8進数という表現方法が役立ってきました。

変換方法を理解することの大切さ

8進数を正しく理解するうえで欠かせないのが、10進数との変換方法です。10進数から8進数へ変換する場合は、8で割り続けて余りを下から読んでいく方法を使います。一方、8進数から10進数へ変換する場合は、各桁に8のべき乗を掛けて足し合わせます。これは2進数や16進数(ジュウロクシンスウ)にも共通する考え方であり、数の表現方法が変わっても、基本的なルールは同じであることが分かります。

また、2進数と8進数の変換では、3桁ずつ区切るというルールを覚えておくと、計算をしなくても直感的に変換できます。このような変換の考え方は、情報処理やデジタルの仕組みを理解する土台となり、今後プログラミングやシステムの学習を進めるうえでも大きな助けになります。

8進数が使われてきた理由と現在の役割

8進数は、コンピュータの歴史の中で重要な役割を果たしてきました。初期のコンピュータでは、3ビット単位でデータを扱う設計が多く、その構造と相性の良い8進数が自然と使われるようになりました。その名残として、UNIX(ユニックス)系のOSにおけるファイルやディレクトリのパーミッション設定では、現在でも8進数が使われています。

たとえば、chmodコマンドで指定する数値は、読み方は異なっても、本質的には8進数による権限の表現です。数字の意味を理解していないと、ただの暗号のように見えてしまいますが、8進数の仕組みを知っていれば、「読み・書き・実行」という権限の組み合わせが数値として表されていることが自然に理解できるようになります。

8進数を学ぶことで得られる理解

8進数を学ぶことは、単に一つの数の表し方を覚えるだけではありません。2進数、10進数、16進数といった複数の数体系を比較することで、数の本質や、コンピュータがどのように情報を扱っているのかが見えてきます。これは、プログラミング初心者にとって非常に大切な視点です。

数字の並びに意味を見いだせるようになると、エラー表示や設定値を見たときの理解度も大きく変わります。8進数は、派手に登場することは少ないものの、基礎を支える重要な知識として、これからも長く使われ続けていくでしょう。

先生と生徒の振り返り会話

生徒「最初は8進数って聞くだけで難しそうだと思っていましたが、0から7までしか使わないと分かって、少し身近に感じました。」

先生「そうだね。ルール自体はとてもシンプルだよ。大切なのは、なぜその数の表し方が必要なのかを理解することなんだ。」

生徒「2進数を3桁ずつまとめると8進数になる、という関係が特に分かりやすかったです。変換の意味も納得できました。」

先生「その理解はとても良いね。コンピュータの世界では、こうした対応関係を知っていると、仕組み全体が見えやすくなるよ。」

生徒「chmodの数字も、ただの決まりだと思っていましたが、8進数だと知ってから意味を考えられるようになりました。」

先生「それこそが学んだ成果だね。数の知識が、実際の操作や設定と結びつくと、理解は一気に深まるんだ。」

この記事を読んだ人からの質問

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プログラミング初心者からのよくある疑問/質問を解決します

8進数とは何ですか?初心者向けに意味と読み方を教えてください

8進数(ハチシンスウ)とは、0から7までの8種類の数字だけを使って数を表現する方法です。基数が8のn進数(エヌシンスウ)の一つで、デジタル回路などで使われることがあります。
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