カテゴリ: 基本情報技術者試験 更新日: 2026/03/01

基数とは?初心者向けにわかりやすく解説【2進数・10進数・16進数の違いも理解】

基数
基数

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「先生、パソコンの数の数え方ってふつうの数字と違うんですか?」

先生

「はい。パソコンの世界では『基数(キスウ)』という考え方で、数の表し方が違います。」

生徒

「基数?それってなんですか?」

先生

「いい質問ですね。では『基数(キスウ)』とは何か、実際の例をまじえて説明していきましょう!」

基本情報技術者試験をこれから学習する人や、 独学で確実に合格レベルまで到達したい人におすすめの定番対策書です。

いちばんやさしい 基本情報技術者を見る

※ Amazonアソシエイト広告リンク

1. 基数(キスウ)とは?

1. 基数(キスウ)とは?
1. 基数(キスウ)とは?

基数(キスウ)とは、数を表すときに使う「桁(ケタ)」の数のことです。たとえば、私たちがふだん使っている数字は「10進数(ジュッシュンスウ)」といい、0から9までの10個の数字を使っています。この「10」が基数(キスウ)になります。

パソコンの世界では、主に以下の基数が使われます:

  • 2進数(ニシンスウ)…基数は2(0と1)
  • 10進数(ジュッシュンスウ)…基数は10(0〜9)
  • 16進数(ジュウロクシンスウ)…基数は16(0〜9とA〜F)

このように、「どんな数字を使って数を表すか」を決めるのが基数(キスウ)なのです。

2. 基数の具体例と2進数の考え方

2. 基数の具体例と2進数の考え方
2. 基数の具体例と2進数の考え方

基数の使い方を理解するには、例を見てみましょう。

たとえば、10進数の「5」は、2進数では「101」となります。

これは、以下のように考えることができます:

  • 2の2乗(4)+2の0乗(1)=5
  • つまり「101」は、左から「1×4 + 0×2 + 1×1」という意味になります

このように、2進数では「0」と「1」だけを使って、数を表現しています。これは、パソコンの回路が「電気が流れている(1)」と「流れていない(0)」の2つしか扱えないためです。

3. 16進数(ジュウロクシンスウ)とは?

3. 16進数(ジュウロクシンスウ)とは?
3. 16進数(ジュウロクシンスウ)とは?

16進数(ジュウロクシンスウ)は、基数が「16」の数の表し方です。0から9に加えて、10〜15をA〜Fの英字で表します。

具体的には:

  • 10進数の10 → 16進数では「A」
  • 10進数の11 → 「B」
  • 12 → 「C」、13 → 「D」、14 → 「E」、15 → 「F」

そして16進数は、2進数との変換が簡単なので、プログラミングやパソコン内部のデータ表現でよく使われます。

4. 2進数・10進数・16進数の対応早見表

4. 2進数・10進数・16進数の対応早見表
4. 2進数・10進数・16進数の対応早見表

基数の違いによって、同じ数でも表し方が変わります。下のような表で比較してみましょう。

10進数 2進数 16進数
000000
100011
200102
300113
401004
501015
601106
701117
810008
910019
101010A
111011B
121100C
131101D
141110E
151111F

このように、基数(キスウ)が変わると、数の表し方も大きく変わります。

5. 基数の雑学:なぜ2進数や16進数が必要?

5. 基数の雑学:なぜ2進数や16進数が必要?
5. 基数の雑学:なぜ2進数や16進数が必要?

私たちは10進数(ジュッシュンスウ)を使っていますが、パソコンはなぜ2進数(ニシンスウ)や16進数(ジュウロクシンスウ)を使うのでしょうか?

それは、パソコン内部の回路が「ON(電気が流れる)」と「OFF(電気が流れない)」の2つの状態しか扱えないためです。この2つの状態を表すのに最適なのが、0と1で表せる2進数です。

そして、2進数は長くなりやすいため、4ビット(4桁の2進数)をまとめて表せる16進数もよく使われます。メモリのアドレスやカラーコード(例:#FF0000など)にも16進数が使われています。

6. 基数は「進数の種類」を表すキーワード

6. 基数は「進数の種類」を表すキーワード
6. 基数は「進数の種類」を表すキーワード

最後にもう一度確認しましょう。「基数(キスウ)」という言葉は、どの「進数(シンスウ)」を使っているかを示すキーワードです。

  • 2進数 → 基数は2(使う数字は0と1)
  • 10進数 → 基数は10(使う数字は0〜9)
  • 16進数 → 基数は16(使う数字は0〜9とA〜F)

このように基数(キスウ)を理解すると、コンピュータのしくみやプログラミングがグッとわかりやすくなります。

この記事を読んだ人からの質問

この記事を読んだ人からの質問
この記事を読んだ人からの質問

プログラミング初心者からのよくある疑問/質問を解決します

質問:基数(きすう)とは、プログラミングやITの用語で具体的に何を指す言葉なのですか?

回答:基数(きすう)とは、数値を表現する際に「各桁(けた)がいくつになったら繰り上がるか」を決める基礎となる数のことです。私たちが日常生活で使っている数字は、0から9までの10個の数字を使って数を表す「10進数(じゅっしんすう)」であり、この場合の基数は「10」になります。プログラミングやコンピュータの世界では、この基数を切り替えることで、効率的にデータを扱っています。基数を理解することは、コンピュータがどのように数字を処理しているかという根本的な仕組みを理解するための第一歩となります。
カテゴリの一覧へ
新着記事
New1
情報セキュリティマネジメント試験
共通鍵暗号方式とは?初心者でもわかる暗号化の基本をやさしく解説
更新記事
New2
情報セキュリティマネジメント試験
暗号アルゴリズムとは?初心者でもわかるしくみと種類をやさしく解説!
更新記事
New3
基本情報技術者試験
基数とは?初心者向けにわかりやすく解説【2進数・10進数・16進数の違いも理解】
更新記事
New4
情報セキュリティマネジメント試験
平文とは?暗号化されていないデータの意味を初心者向けにやさしく解説
更新記事
人気記事
No.1
Java&Spring記事人気No1
基本情報技術者試験
イーサネット(Ethernet)とは?初心者にもわかるLANの基本技術をやさしく解説
No.2
Java&Spring記事人気No2
基本情報技術者試験
NIC
227
NICとは何か?初心者にもわかるネットワークインターフェースカードの基本
No.3
Java&Spring記事人気No3
基本情報技術者試験
セグメントとは?ネットワークの基本単位を初心者向けにやさしく解説
No.4
Java&Spring記事人気No4
基本情報技術者試験
パケットとは?初心者にもわかりやすくネットワークの仕組みをやさしく解説!
No.5
Java&Spring記事人気No5
基本情報技術者試験
CPU
111
CPUとは何かを完全解説!初心者でもわかるコンピュータの頭脳の仕組み
No.6
Java&Spring記事人気No6
基本情報技術者試験
IMAP
102
IMAPとは?初心者でもわかるメール受信プロトコルの仕組みと使い方
No.7
Java&Spring記事人気No7
基本情報技術者試験
IPv4とは?初心者でもわかるIPアドレスの基本と通信のルール
No.8
Java&Spring記事人気No8
基本情報技術者試験
Telnetとは?初心者にもわかる仕組みと使い方をやさしく解説!