カテゴリ: 基本情報技術者試験 更新日: 2025/11/17

コンピュータ回路の論理回路を完全解説!初心者でも理解できる仕組みと種類

論理回路
論理回路

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「先生、コンピュータの中で“論理回路(ロンリカイロ)”っていう言葉を聞いたんですが、どんなものなんですか?」

先生

「いい質問ですね。論理回路は、コンピュータ(コンピュータ)が“0”と“1”の信号を使って判断や計算をするための基本的な仕組みなんですよ。」

生徒

「0と1だけで判断ってどういうことですか?人間みたいに“もし〜なら”みたいな考え方ができるんですか?」

先生

「そうなんです。論理回路を使うと、まさに“もし〜なら”という条件判断を電気信号で行うことができるんです。では、その仕組みをわかりやすく見ていきましょう。」

1. 論理回路(ロンリカイロ)とは?

1. 論理回路(ロンリカイロ)とは?
1. 論理回路(ロンリカイロ)とは?

論理回路(ロンリカイロ)とは、真(シン)と偽(ギ)という二つの状態を使って、情報を処理するための回路のことです。コンピュータ(コンピュータ)の世界では、真を「1」、偽を「0」で表します。これらの0と1を組み合わせることで、条件の判断や計算を行います。

論理回路は、電子回路(デンシカイロ)として実際のハードウェア(ハードウェア)に組み込まれ、CPU(シーピーユー)やメモリ(メモリ)といった装置の中で使われています。つまり、論理回路はコンピュータが「考える」ための基本構造なのです。

2. 論理回路の基本要素「ゲート回路」

2. 論理回路の基本要素「ゲート回路」
2. 論理回路の基本要素「ゲート回路」

論理回路の中で最も基本となるのがゲート回路(ゲートカイロ)です。ゲート(Gate)とは、英語で「門」という意味で、入力信号を受け取り、一定のルールで出力を決める役割を持っています。主なゲート回路には以下のような種類があります。

  • ANDゲート(アンドゲート):すべての入力が1のときだけ1を出力する
  • ORゲート(オアゲート):どれか1つでも1なら1を出力する
  • NOTゲート(ノットゲート):入力を反転させる(1なら0、0なら1)

これらのゲートを組み合わせることで、より複雑な動きをする論理回路が作られます。

3. AND・OR・NOTの基本的な動作

3. AND・OR・NOTの基本的な動作
3. AND・OR・NOTの基本的な動作

では、それぞれのゲート回路の動きをもう少し詳しく見てみましょう。

回路入力A入力B出力説明
AND111両方が1なら1
AND100どちらかが0なら0
OR101どちらかが1なら1
NOT10入力を反転

このように、論理回路はとても単純な規則に従って動いています。しかし、この単純な仕組みを大量に組み合わせることで、コンピュータは高度な計算を実現しているのです。

4. 複合回路(フクゴウカイロ)とは?

4. 複合回路(フクゴウカイロ)とは?
4. 複合回路(フクゴウカイロ)とは?

単純なゲート回路をいくつも組み合わせてできるものを複合回路(フクゴウカイロ)といいます。たとえば、ANDゲートとNOTゲートを組み合わせると、NAND(ナンド)回路という新しい動きをする回路が作れます。

同じように、ORとNOTを組み合わせればNOR(ノア)回路になります。このように、基本的な論理演算(ロンリエンザン)を組み合わせることで、無数の論理的な判断を電気信号で処理できるようになります。

5. 論理回路の表現方法(真理値表と論理式)

5. 論理回路の表現方法(真理値表と論理式)
5. 論理回路の表現方法(真理値表と論理式)

論理回路の動きを表すときには、真理値表(シンリチヒョウ)論理式(ロンリシキ)がよく使われます。真理値表は、すべての入力の組み合わせに対して、出力がどうなるかを表にまとめたものです。

一方、論理式は記号で表現する方法で、例えば「AとBの両方が真なら真」は次のように書けます。

Y = A ・ B

また、「AまたはBが真なら真」は

Y = A + B

と書き、否定はバー(上線)で表します。つまり、NOT A は「A̅」と表します。

6. ベン図(ベンズ)で理解する論理回路

6. ベン図(ベンズ)で理解する論理回路
6. ベン図(ベンズ)で理解する論理回路

論理回路の動作は、ベン図(ベンズ)を使うと視覚的に理解しやすくなります。ANDは2つの円が重なった部分、ORはどちらか一方の円でも含む部分、NOTは特定の集合以外の部分を示します。

図を思い浮かべることで、回路の動きをイメージしやすくなり、問題を解くときにも役立ちます。

7. 論理回路の実際の利用例

7. 論理回路の実際の利用例
7. 論理回路の実際の利用例

論理回路は、パソコン(パソコン)やスマートフォン(スマートフォン)の内部で常に使われています。たとえば、キーボードの入力を処理するとき、押されたキーがどれなのかを判断するのも論理回路の働きです。

また、信号処理、条件分岐、エラーチェックなど、あらゆる場面で活躍しています。たとえ目には見えなくても、コンピュータが動く裏側では、常に論理回路が働いているのです。

8. 論理回路の設計と最適化

8. 論理回路の設計と最適化
8. 論理回路の設計と最適化

論理回路を設計するときには、できるだけ少ないゲートで同じ結果を出せるように工夫することが大切です。そのための考え方として、ド・モルガンの法則(ドモルガンノホウソク)や、カルノー図(カルノーズ)といった整理手法が使われます。

これらを使うと、複雑な条件をシンプルに書き直すことができ、無駄のない効率的な回路を作ることができます。

9. 論理回路とコンピュータの関係

9. 論理回路とコンピュータの関係
9. 論理回路とコンピュータの関係

コンピュータのCPU(シーピーユー)は、数百万個以上の論理回路を組み合わせて作られています。論理回路が集まって加算回路(カサンカイロ)や比較回路(ヒカクカイロ)を構成し、それらが集まることで命令を実行するプロセッサ(プロセッサ)が形成されます。

つまり、論理回路はコンピュータの知能の最も基本的な構成要素(コウセイヨウソ)なのです。

10. 初心者が覚えておくべきポイント

10. 初心者が覚えておくべきポイント
10. 初心者が覚えておくべきポイント

論理回路を理解するうえで重要なのは、「0と1で世界を表す」という発想です。すべての判断を0と1の組み合わせで行い、それを電気信号として処理するのがコンピュータの基本構造です。

最初は難しく感じるかもしれませんが、AND、OR、NOTの3つをしっかり理解すれば、論理回路の基礎は完璧です。あとは、真理値表を使って自分で出力を考えてみると、自然と理解が深まります。

論理回路は、見えないけれど、すべてのデジタル機器(デジタルキキ)を支える“縁の下の力持ち”なのです。

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