カテゴリ: 情報セキュリティマネジメント試験 更新日: 2025/09/04

平文とは?暗号化されていないデータの意味を初心者向けにやさしく解説

平文
平文

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「先生、セキュリティの話で『平文』って言葉が出てきたんですけど、それって何ですか?」

先生

「『平文(ヘイブン)』は、暗号化されていない、そのまま読める状態のデータのことを指します。たとえば、パスワードやメール本文が暗号化されていない状態です。」

生徒

「じゃあ、誰でも見られる危ない状態ってことですか?」

先生

「その通り!だからこそ、平文で送ってはいけない情報があるんです。では、平文とは何か、詳しく見ていきましょう!」

1. 平文(ヘイブン)とは何か?

1. 平文(ヘイブン)とは何か?
1. 平文(ヘイブン)とは何か?

平文(ヘイブン)とは、暗号化(アンゴウカ)されていない、元のままの情報のことです。英語では「plaintext(プレーンテキスト)」といいます。

たとえば、メール本文やチャットのメッセージ、ユーザー名やパスワードなどが、そのまま読める状態で保存されていたり、送信されていたりする場合、それは「平文」といえます。

誰が見てもすぐに内容がわかるため、セキュリティの観点ではとても危険な状態です。

2. 平文と暗号文の違い

2. 平文と暗号文の違い
2. 平文と暗号文の違い

セキュリティの分野では、平文と暗号文(アンゴウブン)は正反対の関係です。

  • 平文:暗号化されていない、そのまま読める文字やデータ。
  • 暗号文:特殊なルールで変換されていて、人間には読めないデータ。

たとえば、「ABC123」というパスワードが平文のまま保存されていれば、誰かに見られたときにすぐに悪用される危険があります。

しかし、暗号文に変換されていれば、内容はわからないので安全性が高まります。

3. 平文の例と日常での使われ方

3. 平文の例と日常での使われ方
3. 平文の例と日常での使われ方

平文は、次のような場面で登場します。

  • テキストファイルに保存されたパスワード
  • HTTP通信で送られるログイン情報
  • Webフォームの入力内容が暗号化されずに送信されるケース

たとえば、あるWebサイトでログインする時、HTTPSではなくHTTPで通信していると、パスワードが平文のまま送られてしまう可能性があります。

このような場合、悪意のある第三者が通信を盗み見る「盗聴(トウチョウ)」という攻撃をされると、簡単に情報が漏れてしまいます。

4. なぜ平文のままだと危険なのか?

4. なぜ平文のままだと危険なのか?
4. なぜ平文のままだと危険なのか?

平文は誰でも読めるため、パソコンやサーバーに保存されている状態で誰かにアクセスされると、簡単に中身を見られてしまいます。

また、インターネットを使って情報を送る場合も、途中でデータが盗まれたら、すぐに内容を知られてしまう危険があります。

特に、パスワードやクレジットカード番号、個人情報などが平文のままだと、情報漏えいや不正利用につながるリスクが高まります。

5. 平文を守るための暗号化とは?

5. 平文を守るための暗号化とは?
5. 平文を守るための暗号化とは?

平文をそのまま扱うのは危険なので、通常は「暗号化(アンゴウカ)」して扱います。暗号化とは、平文を読めないように変換することです。

たとえば、以下のような技術が使われます。

  • SSL/TLS(エスエスエル/ティーエルエス):Webサイトとの通信を暗号化する技術。
  • AES(エーイーエス):ファイルやデータの暗号化に使われる方式。
  • ハッシュ関数(ハッシュカンスウ):平文を一定のルールで変換し、復元できないようにする。

これにより、たとえデータが盗まれても、簡単には内容がわからないようになります。

6. 平文で保存されていないか確認するには?

6. 平文で保存されていないか確認するには?
6. 平文で保存されていないか確認するには?

セキュリティを意識する上で、自分の情報が平文で保存されていないか確認することも大切です。

たとえば、パスワードを入力してログインするWebサイトが「https://」で始まっていない場合、通信が暗号化されていない可能性があります。

また、パスワードを忘れて「そのまま送ってくれる」サイトも危険です。通常、安全なサイトではパスワードを平文で保存せず、再設定リンクを送る形式になっています。

7. 平文の危険性を防ぐための対策

7. 平文の危険性を防ぐための対策
7. 平文の危険性を防ぐための対策

平文による情報漏えいを防ぐためには、以下のような対策が効果的です。

  • 信頼できるWebサイトか確認し、「https://」をチェックする
  • 同じパスワードを複数のサービスで使い回さない
  • 二段階認証(ニダンカイニンショウ)を利用する
  • パスワード管理ツールを活用する

このような基本的な習慣を身につけることで、平文によるリスクから自分の情報を守ることができます。

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