改ざんを完全解説!初心者でもわかる暗号と認証で守る情報の正しさ
生徒
「インターネットの情報って、本当に正しいまま届いているんですか?」
先生
「その心配が関係してくるのが、改ざんという考え方です。」
生徒
「改ざんって、ニュースで聞く言葉ですよね?」
先生
「そうですね。実は、身近なデータのやり取りでも深く関係しています。順番に見ていきましょう。」
1. 改ざんとは?
改ざんは、読み方は改ざん(カイザン)といいます。 改ざんとは、データや情報の内容を、本来とは違う形に書き換えることを意味します。
書き換えた本人が気づかれないように内容を変える点が特徴で、 正しい情報であるかどうかが分からなくなってしまいます。
情報セキュリティでは、「情報が正しいまま保たれていること」がとても重要です。 改ざんは、その正しさを壊してしまう行為です。
2. 改ざんが起こると何が問題なのか
改ざんが起こると、内容を信じて行動した人が間違った判断をしてしまう可能性があります。 たとえば、金額や日付、設定内容が書き換えられていたら、大きなトラブルにつながります。
見た目は普通でも、中身が変えられている点が改ざんの怖いところです。 気づかないまま使い続けてしまうこともあります。
3. 故意(コイ)と過失(カシツ)の違い
改ざんは、悪意を持って行われる場合が多いですが、 操作ミスなどによって結果的に内容が変わってしまうこともあります。
悪意を持って行うことを、故意(コイ)といい、 うっかり間違えてしまうことを、過失(カシツ)といいます。
情報セキュリティでは、どちらの場合でも、 データが正しく保たれなくなる点が問題になります。
4. 改ざんと暗号(アンゴウ)の関係
暗号は、読み方は暗号(アンゴウ)といい、情報の内容を他人に読めなくする仕組みです。 暗号を使うことで、途中で内容を見られたり書き換えられたりするリスクを減らせます。
ただし、暗号だけでは「書き換えられていないか」を完全には判断できません。 そのため、改ざん対策には別の仕組みも組み合わせて使われます。
5. ハッシュ値(ハッシュチ)による改ざん検出
改ざんを見つけるためによく使われるのが、ハッシュ値です。 ハッシュ値は、読み方はハッシュ値(チ)といい、データから計算される短い情報です。
データの内容が少しでも変わると、ハッシュ値は大きく変化します。 そのため、同じハッシュ値であれば、同じ内容だと判断できます。
この性質を使って、データが改ざんされていないかを確認します。
6. ログ(ログ)と改ざん
ログは、読み方はログといい、操作や出来事を記録した情報です。 ログが残っていれば、いつ誰が何をしたかを後から確認できます。
もし改ざんが行われた場合でも、ログを調べることで不自然な動きを見つけられることがあります。 そのため、ログ自体が改ざんされないように守ることも大切です。
7. 身近な例で考える改ざん
改ざんは、紙の書類を書き換える行為に例えられます。 数字を書き直しても、見た目だけでは気づかないことがありますよね。
デジタルデータも同じで、見た目が同じでも中身が変えられていることがあります。 だからこそ、改ざんを防ぎ、見つける仕組みが重要になります。
8. 改ざん対策の考え方
改ざん対策では、「防ぐこと」と「気づくこと」の両方が大切です。 完全に防げなくても、すぐに気づければ被害を小さくできます。
暗号、ハッシュ値、ログなどを組み合わせることで、 情報の正しさを守る仕組みが成り立っています。
改ざんを理解することは、情報を安全に扱う第一歩です。