基本情報技術者試験に頻出のクラスタとは何かを初心者向けに徹底解説
生徒
「パソコンの保存の仕組みを調べていたら、クラスタという言葉が出てきたんですが、いまいち意味が分かりません」
先生
「クラスタは、データを保存するときの単位を理解するうえでとても大切な言葉ですね」
生徒
「ファイルの大きさとは違うんですか?」
先生
「ファイルの大きさと深く関係しています。順番にやさしく説明していきましょう」
1. クラスタとは何かをやさしく説明
クラスタとは、補助記憶装置にデータを保存するときの最小単位のことです。クラスタの読み方はクラスタです。パソコンでは、文章や写真、音楽などのデータをそのままの大きさで保存しているわけではありません。保存するときには、あらかじめ決められた大きさの区切りに分けて管理しています。その区切りがクラスタです。
たとえば、とても小さなメモ帳のファイルでも、クラスタ一つ分の場所を必ず使います。これにより、データの管理がしやすくなり、読み書きの処理も速くなります。
2. 補助記憶装置とクラスタの関係
補助記憶装置は、読み方は補助記憶装置(ホジョキオクソウチ)といい、電源を切ってもデータを保存できる装置です。代表的なものにはハードディスクやSSD、USBメモリなどがあります。これらの装置では、データをクラスタという単位で管理しています。
補助記憶装置の中では、細かい区切りをいくつもまとめて、扱いやすい形にしています。クラスタは、そのまとめた単位だと考えると理解しやすくなります。
3. セクタとクラスタの違い
クラスタと一緒によく出てくる言葉にセクタがあります。セクタの読み方はセクタです。セクタは、補助記憶装置の中で最も小さい物理的な区切りです。
複数のセクタをまとめたものがクラスタになります。つまり、セクタはとても細かい単位で、クラスタはそれをいくつか集めた単位です。パソコンは、セクタ一つずつではなく、クラスタ単位でデータを扱うため、処理が効率的になります。
4. クラスタサイズとは何か
クラスタサイズとは、クラスタ一つ分の大きさのことです。クラスタサイズの読み方はクラスタサイズです。たとえば、一つのクラスタが四キロバイトや八キロバイトといった大きさに設定されます。
クラスタサイズが大きいと、大きなファイルを扱うときは効率が良くなりますが、小さなファイルでは無駄な空きが増えます。反対に、クラスタサイズが小さいと、無駄は減りますが、管理の手間が増えるという特徴があります。
5. クラスタとファイル容量の関係
ファイル容量は、実際のデータの大きさを表しますが、保存に使われる容量はクラスタ単位で決まります。たとえば、一キロバイトのファイルでも、クラスタサイズが四キロバイトなら、四キロバイト分の場所を使います。
このため、たくさんの小さなファイルを保存すると、見た目以上に容量を使ってしまうことがあります。クラスタの仕組みを知っておくと、なぜこうした現象が起きるのかが分かります。
6. クラスタで管理する理由
なぜクラスタという単位で管理するのでしょうか。それは、処理を速くし、管理を簡単にするためです。もし、とても細かい単位で一つ一つ管理していたら、データを探すだけで時間がかかってしまいます。
クラスタ単位でまとめることで、パソコンは効率よくデータを読み書きできます。初心者の方は、整理整頓された引き出しを思い浮かべると理解しやすいでしょう。
7. クラスタの考え方を身近な例で理解
クラスタは、ロッカーや引き出しに例えると分かりやすいです。小さな物でも、一つの引き出しを丸ごと使う必要があります。この引き出しがクラスタです。
中身が少なくても引き出し一つ分の場所を使うため、空きが出ることがありますが、その分管理がとても楽になります。この考え方が、補助記憶装置でクラスタが使われている理由です。