伝送時間の計算式をやさしく解説!データ量と回線速度でわかる通信にかかる時間
生徒
「先生、“伝送時間”ってどうやって計算するんですか?大きなファイルを送るときに気になります。」
先生
「伝送時間は、送るデータの大きさを回線速度で割ることで求められます。計算式はとてもシンプルですよ。」
生徒
「そんな簡単なんですか!?詳しく教えてください!」
先生
「それじゃあ、伝送時間の基本と、単位の注意点なども含めて一緒に見ていきましょう!」
1. 伝送時間とは?意味と読み方を確認しよう
伝送時間とは、ネットワークを使ってデータを送るのにかかる時間のことです。読み方は、伝送時間(デンソウジカン)です。
たとえば、あるファイルをインターネット回線で送るときに、どのくらい時間がかかるのかを計算するために使います。
これは、通信速度やデータの量によって変わります。
2. 計算式はこれ!伝送時間の公式
伝送時間は、次の計算式で求めることができます:
ポイントは、データ量と回線速度の単位をそろえることです。
3. 単位に注意!ビットとバイトの違い
伝送時間の計算では、ビット(bit)とバイト(Byte)を正しく使い分ける必要があります。
- 1バイト(Byte)= 8ビット(bit)
- データ容量は「MB」や「GB」などバイト単位で表されることが多い
- 回線速度は「bps」や「Mbps」などビット単位で表される
つまり、MB(メガバイト)などで表されたデータを使う場合は、ビットに変換してから計算しましょう。
4. 計算の具体例でイメージしよう
たとえば、10MBのファイルを100Mbpsの回線で送るときの伝送時間を計算してみましょう。
① まず、10MBをビットに変換します:
② 次に、回線速度をbpsに変換します:
③ 計算式にあてはめます:
つまり、10MBのファイルは、理論上0.8秒で送れることになります。
5. 実際にはもう少しかかる?伝送時間と現実の違い
計算上は一瞬で送れるように見えますが、実際には次のような要素で時間が延びることがあります。
- 通信の混雑による遅延
- データの再送
- 通信機器の性能
- ネットワークの遅延(レイテンシ)
そのため、伝送時間の計算は「目安」として考え、実際の通信環境では余裕を見ておくことが大切です。
6. 応用編:ファイルサイズがGBでも同じ式でOK!
データ量が大きくなっても、同じ計算式を使えば伝送時間を求めることができます。
例:2GBの動画ファイルを1Gbpsの回線で送る場合
① 2GB = 2 × 8 × 1,000,000,000 = 16,000,000,000ビット
② 1Gbps = 1,000,000,000bps
③ 16,000,000,000 ÷ 1,000,000,000 = 16秒
このように、大きなファイルでも伝送時間は簡単に計算できます。