カテゴリ: 基本情報技術者試験 更新日: 2025/12/19

オペランドとは?CPU命令に欠かせないデータ指定を初心者向けにわかりやすく解説

オペランド
オペランド

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「オペランドという言葉を見たのですが、CPUの中でどんな役割があるんですか?」

先生

「オペランドは読み方はオペランドといって、命令が〈どのデータを使うか〉を表す部分なんだよ。CPUが処理するときに必ず参照する、とても重要な情報なんだ。」

生徒

「命令の一部なんですね。じゃあデータそのものが入っているってことなんですか?」

先生

「そういう場合もあるけど、単純に値そのものとは限らないんだ。場所の情報だったり、レジスタの名前だったり、扱い方はいろいろあるよ。詳しく見てみよう。」

1. オペランドとは?読み方と基本の意味

1. オペランドとは?読み方と基本の意味
1. オペランドとは?読み方と基本の意味

オペランド(読み方:オペランド)とは、CPUが命令を実行するときに使用するデータやデータの場所を示す情報のことです。命令は一般的に「オペコード」と「オペランド」の2つで構成されています。

・オペコード:命令の種類を表す(例:足す・引く・比較する)
・オペランド:処理対象となるデータやアドレスなどを示す

例えば「AというデータとBというデータを足し算しなさい」という命令なら、AとBがオペランドになります。

2. オペランドは値そのものとは限らない

2. オペランドは値そのものとは限らない
2. オペランドは値そのものとは限らない

オペランドにはさまざまな種類があり、必ずしも数字そのものが入っているわけではありません。CPUが効率よく処理できるよう、状況に応じて役割が変わります。

主なオペランドの種類

・直接値(処理に使うデータそのもの)
・アドレス(主記憶装置の位置情報)
・レジスタ名(アキュムレータや汎用レジスタの指定)
・オフセット値(インデックスレジスタと組み合わせて使う補助情報)

このようにオペランドはCPU内部でとても柔軟に働きます。命令デコーダやレジスタ、主記憶装置との関連も深く、CPUの動作の根幹を支えています。

3. オペランドが必要な理由:命令は対象がなければ実行できない

3. オペランドが必要な理由:命令は対象がなければ実行できない
3. オペランドが必要な理由:命令は対象がなければ実行できない

例えば命令が「足し算をしなさい」というオペコードだけだったとします。このままでは、何を足せばいいのかわかりません。

そこで必要なのがオペランドです。「5と10を足しなさい」と指定すれば、CPUは処理を実行できます。

つまりオペランドは、命令に具体性を与えるための非常に重要な構成要素なのです。CPUが正しいデータを正しい場所から取り出すため、オペランド情報は欠かせません。

4. オペランドが使われる場所:レジスタとの関係が深い

4. オペランドが使われる場所:レジスタとの関係が深い
4. オペランドが使われる場所:レジスタとの関係が深い

オペランドはCPU内部のレジスタと密接に関係しています。レジスタは高速にデータを取り扱うための装置で、オペランドの値がここに出入りすることが多いです。

・アキュムレータ(演算結果の保持)
・汎用レジスタ(自由に使える作業用領域)
・インデックスレジスタ(データ位置の補正)
・ベースレジスタ(基準位置の指定)

オペランドはこれらのどのレジスタを使うかを示すこともあり、CPU内部の処理をスムーズに進めるための案内役として働きます。

5. オペランドとアドレッシング方式の関係

5. オペランドとアドレッシング方式の関係
5. オペランドとアドレッシング方式の関係

オペランドには「どのようにデータを指定するか」という仕組みがあります。これをアドレッシング方式と呼びます。

代表的なアドレッシング方式

・即値方式(値を直接記述)
・直接アドレス方式(主記憶装置の場所を指定)
・レジスタ方式(レジスタを指定)
・インデックス方式(レジスタ+オフセットで計算)

このように、オペランドはCPUがどこからデータを取り出すかを判断する材料となり、命令実行の要になります。

6. 日常生活に例えると「材料の指定」に近い

6. 日常生活に例えると「材料の指定」に近い
6. 日常生活に例えると「材料の指定」に近い

オペランドを料理に例えると、使う材料の指定に似ています。「シチューをつくる」というオペコードだけでは何を使うかは分かりません。

「玉ねぎ」「じゃがいも」「にんじん」と指定することで、初めて料理が成立します。これがオペランドの役割です。

CPUでも同じで、命令を実行するには必ずオペランドが必要です。適切に指定されることで、CPUは正しい処理を行うことができます。

7. オペランドはCPU命令の中心になる重要な情報

7. オペランドはCPU命令の中心になる重要な情報
7. オペランドはCPU命令の中心になる重要な情報

オペランドは命令を成り立たせるための中心的な要素です。どれだけ高度な命令でも、対象が曖昧では正しく処理できません。

オペランドが「どのデータを扱うのか」を示すことで、CPU内部のレジスタや算術論理演算装置(エーエルユー)が適切に動作し、コンピュータ全体が正しく働きます。

CPUの仕組みを理解する上で、オペコードとオペランドの関係を知ることはとても重要です。どちらが欠けても命令は成立しません。

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