SSIDの意味とは?初心者でもわかるWi-Fiの基本用語を解説
生徒
「家のWi-Fi設定をしていたら、SSIDって言葉が出てきたんですけど、これって何ですか?」
先生
「SSIDは、無線LAN(Wi-Fi)で使われるネットワークの名前のことを指しますよ。」
生徒
「名前ってどういうことですか?数字とかじゃなくていいんですか?」
先生
「数字である必要はなくて、文字列でも大丈夫です。じゃあ詳しくSSIDについて解説していきましょう。」
1. SSIDとは?
SSIDは、読み方はSSID(エスエスアイディー)といい、「Service Set Identifier(サービス・セット・アイデンティファイア)」の略です。これは、Wi-Fi(無線LAN)ネットワークの名前を表します。
パソコンやスマートフォンでWi-Fiを接続するときに、「接続先のネットワークを選んでください」という画面が出てきますよね。そのときに表示されるWi-Fiの一覧にある名前が、まさにSSIDです。
SSIDがあることで、どのネットワークに接続するかを選ぶことができ、複数のWi-Fiがある場所でも間違わずに接続できます。
2. SSIDの具体例と表示のされ方
例えば、カフェでWi-Fiを使おうとしたとき、「Cafe_WiFi」や「FREE_WIFI_GUEST」といった名前が出てきたことはありませんか? それらがSSIDです。
SSIDは、英数字・記号・日本語を使って最大32文字まで設定できます。例えば、自宅のWi-Fiルーターで「Yamada_Home_2G」や「MyWiFi1234」といった名前がSSIDになります。
このように、SSIDはユーザーが自由に設定できます。初期設定のままだと「BUFFALO-XXXX」や「ELECOM-XXXXX」などメーカー名が入ったSSIDになっていることもあります。
3. SSIDの役割と重要性
SSIDの最大の役割は、ネットワークの識別です。複数のWi-Fiが飛び交っている場所では、SSIDがなければどのネットワークが自分のものか分かりません。
また、SSIDはセキュリティにも関係します。SSIDが他人と似たような名前だったり、初期状態のままだと、不正アクセスされやすくなる場合もあります。自分だけのオリジナルのSSIDを設定することで、他人と区別しやすくなり、セキュリティの面でも安心です。
4. SSIDのステルス機能とその注意点
Wi-Fiルーターには、SSIDを非表示にする(ステルス)という機能があります。これを使うと、周囲の端末にSSIDが表示されなくなるので、一見セキュリティが高く見えます。
しかし、実際にはSSIDが非表示でも専門的な機器を使えば探知されることがあるため、あくまで簡易的な対策です。SSIDを非表示にしても、Wi-Fiパスワードの設定は必ず行いましょう。
5. SSIDとパスワードの関係
SSIDはネットワーク名なので、それだけではWi-Fiに接続することはできません。実際に接続するには、SSIDを選択したあとにパスワード(暗号キー)を入力する必要があります。
このパスワードがあることで、知らない人が勝手にネットワークを使うのを防げます。SSIDはあくまで「どのネットワークかを選ぶための名前」、パスワードはそのネットワークに入るための鍵、と考えるとイメージしやすいです。
6. SSIDの歴史と由来
SSIDという仕組みは、無線LANの規格「IEEE 802.11(アイ・トリプルイー・ハチマルニーテンイチイチ)」で導入されました。
無線で通信する場合、どの機器と通信するかを明確にする必要があります。そのため、サービスセット(Service Set)というグループを識別するための名前として「SSID」が設けられたのです。
現在では、家庭だけでなく、オフィスや学校、公共施設、電車・カフェ・ホテルなどでもWi-Fiが利用されており、それぞれにSSIDが設定されています。
7. SSIDに関連する用語
SSIDに関連して覚えておきたい用語をいくつか紹介します。
- Wi-Fi(ワイファイ):無線でネットワークに接続する技術のこと。
- 無線LAN(ムセンラン):Wi-Fiと同じ意味。LAN(Local Area Network)を無線で構築する方法。
- ルーター:インターネット回線とパソコン・スマホなどの機器をつなぐ装置。Wi-Fiルーターは無線で通信するルーター。
- 暗号化方式:Wi-Fi通信のセキュリティ方法(例:WPA2、WPA3など)。
- MACアドレス:ネットワーク機器ごとに割り振られる識別番号。特定の機器だけを接続許可するためにも使える。