カテゴリ: 基本情報技術者試験 更新日: 2025/08/15

DNSサーバとは?初心者にもわかりやすく解説するインターネットの裏方のしくみ

DNSサーバ
DNSサーバ

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「インターネットの設定を見てたら『DNSサーバ』って書いてあったんですけど、これって何をするものなんですか?」

先生

「DNSサーバは、読み方はDNSサーバ(ディー・エヌ・エス・サーバ)で、ウェブサイトの名前をIPアドレスに変える役割を持つサーバです。」

生徒

「名前をIPアドレスに? ちょっとよくわかりません……」

先生

「それじゃあ、DNSサーバのしくみや役割をやさしく解説していきましょう!」

1. DNSサーバとは?その読み方と意味

1. DNSサーバとは?その読み方と意味
1. DNSサーバとは?その読み方と意味

DNSサーバは、読み方はDNSサーバ(ディー・エヌ・エス・サーバ)で、「ドメインネームシステム(DNS)」の情報を処理するコンピュータのことです。

人間が使いやすい文字の住所(例:www.google.com)を、機械が使う数字の住所(IPアドレス)に変換するのがDNSの役割で、その変換作業を実際に行っているのがDNSサーバです。

2. なぜDNSサーバが必要なのか?

2. なぜDNSサーバが必要なのか?
2. なぜDNSサーバが必要なのか?

インターネットの通信では、機器同士はIPアドレス(例:142.250.206.46)のような数字を使ってやり取りします。

しかし私たち人間にとって、数字の羅列を覚えるのはとても大変です。

そこで「www.yahoo.co.jp」や「www.amazon.co.jp」のようなわかりやすいドメイン名を使います。

DNSサーバは、このドメイン名とIPアドレスの橋渡しをしてくれる、いわば“住所帳”のような存在なのです。

3. DNSサーバの動作の流れ

3. DNSサーバの動作の流れ
3. DNSサーバの動作の流れ

たとえば、あなたがブラウザで「www.example.com」と入力したとき、次のような流れでDNSサーバが働きます。

  1. パソコンがDNSサーバに「www.example.comのIPアドレスを教えて」と問い合わせる
  2. DNSサーバが対応するIPアドレス(たとえば93.184.216.34)を返す
  3. パソコンはそのIPアドレスにアクセスし、Webページを表示する

この変換作業があるからこそ、私たちはスムーズにインターネットを使えるのです。

4. 主なDNSサーバの種類

4. 主なDNSサーバの種類
4. 主なDNSサーバの種類

DNSサーバにはいくつかの種類があり、役割が異なります。

  • ルートDNSサーバ:ドメインの最上位を管理
  • トップレベルDNSサーバ:.com や .jp などの情報を持つ
  • 権威DNSサーバ:そのドメインの正しい情報を持っている
  • キャッシュDNSサーバ:よく使う情報を一時的に保存して高速に応答する

一般的な家庭や会社のネットワークでは、「キャッシュDNSサーバ」が最初に問い合わせを受けることが多いです。

5. DNSサーバとDNSキャッシュの関係

5. DNSサーバとDNSキャッシュの関係
5. DNSサーバとDNSキャッシュの関係

DNSキャッシュとは、過去に問い合わせたドメイン名とIPアドレスの情報を一時的に保存しておくしくみです。

DNSサーバがこのキャッシュを使うことで、同じドメインに何度もアクセスするときに、毎回問い合わせせずに高速に変換できます。

ただし、情報が古くなった場合には通信エラーになることもあり、そのときはキャッシュのクリア(削除)が必要です。

6. パブリックDNSサーバの例と設定方法

6. パブリックDNSサーバの例と設定方法
6. パブリックDNSサーバの例と設定方法

インターネットプロバイダが用意したDNSサーバ以外にも、世界中で利用できる「パブリックDNSサーバ」があります。

  • Google Public DNS:8.8.8.8 / 8.8.4.4
  • Cloudflare DNS:1.1.1.1 / 1.0.0.1
  • OpenDNS:208.67.222.222 / 208.67.220.220

これらは信頼性が高く、速度も安定しているため、設定変更して使っている人も多くいます。

7. DNSサーバがダウンするとどうなる?

7. DNSサーバがダウンするとどうなる?
7. DNSサーバがダウンするとどうなる?

DNSサーバが利用できなくなると、ドメイン名をIPアドレスに変換できなくなるため、ウェブサイトにアクセスできません。

「インターネットが使えない」と感じても、実はDNSサーバだけが一時的に停止しているケースもあります。

このようなときには、別のDNSサーバを設定してみることで回復する場合があります。

8. DNSサーバのセキュリティと対策

8. DNSサーバのセキュリティと対策
8. DNSサーバのセキュリティと対策

DNSサーバはインターネットの根幹を支える重要な存在のため、セキュリティ対策も重要です。

  • 偽のDNS情報を返す「DNSキャッシュポイズニング」
  • 大量のリクエストを送りつける「DNS DDoS攻撃」

これらを防ぐために、「DNSSEC(ディー・エヌ・エス・セック)」という署名付きの確認機能が使われることがあります。

一般ユーザーとしては、信頼できるDNSサーバを選ぶことが一番の対策になります。

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