サブネットマスクとは?初心者でもわかるIPアドレスの分割とネットワークの仕組み
生徒
「IPアドレスの説明を見てたら『サブネットマスク』って言葉が出てきたんですが、なんのことですか?」
先生
「サブネットマスクは、IPアドレスの中で『ネットワークアドレス部』と『ホストアドレス部』を分けるための仕組みなんですよ。」
生徒
「ネットワークとホストの境目を決めるんですか?それって重要なんですか?」
先生
「はい、とても大切な役割です。では、サブネットマスクの意味や使い方をわかりやすく解説していきますね。」
1. サブネットマスクの読み方と意味
サブネットマスクは、読み方はサブネットマスクといいます。
サブネットマスクは、IPアドレスを「ネットワークアドレス部」と「ホストアドレス部」に分けるための情報です。
IPアドレスだけでは、どこまでがネットワークで、どこからがホストかがわかりません。
そこでサブネットマスクを使うことで、その区切りを明確にします。
2. サブネットマスクの書き方と例
サブネットマスクは、IPアドレスと同じ形式で、4つの数字で表されます。たとえば「255.255.255.0」や「255.255.0.0」などがあります。
この数字は、それぞれの部分で何ビットがネットワークアドレスとして使われているかを示しています。
たとえば、「255.255.255.0」の場合、最初の3つの数字がネットワークアドレス部を表し、最後の1つがホストアドレス部です。
3. サブネットマスクの仕組み
サブネットマスクの「255」は、2進数で「11111111」を表します。この「1」の部分がネットワークアドレスを示し、「0」の部分がホストアドレスです。
たとえば、「255.255.255.0」は「11111111.11111111.11111111.00000000」となり、最初の24ビットがネットワーク、残り8ビットがホストになります。
このように、サブネットマスクを見ることで、ネットワークの構造がわかるのです。
4. サブネットマスクとIPアドレスの関係
IPアドレスとサブネットマスクはセットで使われます。
たとえば、IPアドレス「192.168.1.10」に対してサブネットマスクが「255.255.255.0」なら、ネットワークアドレスは「192.168.1.0」となります。
このネットワーク内では「192.168.1.1」〜「192.168.1.254」までのホストアドレスが使えることになります。
5. サブネットマスクで分割できる理由
サブネットマスクを使うことで、大きなネットワークを小さく分けることができます。これを「サブネット化(読み方:サブネットカ)」といいます。
たとえば、1つの社内ネットワークを部署ごとに分けたい場合、サブネットマスクを変えることで簡単に分割でき、通信の効率も向上します。
6. サブネットマスクのビット表記
サブネットマスクは、ビット数で表すこともあります。たとえば、「255.255.255.0」は「/24」と書かれることがあります。
この「/24」は、ネットワークアドレス部が24ビットあるという意味です。この表記は「CIDR(読み方:シダー)」と呼ばれる方法です。
CIDRは、柔軟にネットワークを分けるための仕組みで、近年のネットワーク設計ではよく使われます。
7. よく使われるサブネットマスクの種類
- 255.0.0.0(/8):クラスAのネットワーク
- 255.255.0.0(/16):クラスBのネットワーク
- 255.255.255.0(/24):クラスCのネットワーク
これらのサブネットマスクは、基本のネットワーク設計でよく登場します。覚えておくと便利です。
8. サブネットマスクの確認方法
自分のパソコンのサブネットマスクを確認したいときは、Windowsの「コマンドプロンプト」でipconfigと入力するだけです。
「Subnet Mask」と表示されている行があり、そこに自分のパソコンのサブネットマスクが表示されます。
ネットワークの設定やトラブル対応の際にも、この情報はとても重要になります。