カテゴリ: 基本情報技術者試験 更新日: 2026/01/26

基本情報技術者試験でよく出る!DRAMとは何かを初心者向けにやさしく解説

DRAM
DRAM

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「パソコンのメモリってよく聞きますが、DRAMって何なんですか?」

先生

「DRAMは、パソコンやスマートフォンの中で、作業中のデータを一時的に置いておくためのメモリです。」

生徒

「ハードディスクとは違うんですか?」

先生

「役割が少し違います。DRAMは処理を速くするために使われる、とても重要な部品なんですよ。」

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1. DRAMとは何か

1. DRAMとは何か
1. DRAMとは何か

DRAMとは、Dynamic Random Access Memory(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)の略です。 読み方はDRAM(ディーラム)といいます。 DRAMは、コンピュータの中にある主記憶装置の一種で、プログラムの実行中や作業中のデータを一時的に保存する役割を持っています。

主記憶装置は、読み方は主記憶装置(シュキオクソウチ)といい、CPUが直接データを読み書きする場所です。 DRAMはこの主記憶装置として広く使われており、パソコンの「メモリ容量」として説明されることがほとんどです。

2. DRAMの特徴

2. DRAMの特徴
2. DRAMの特徴

DRAMの大きな特徴は、電源が入っている間だけデータを記憶できる点です。 電源を切ると中身が消えてしまうため、保存用の装置ではありません。 このような性質を、揮発性メモリと呼びます。

揮発性メモリは、読み方は揮発性メモリ(キハツセイメモリ)といいます。 作業机の上に広げたノートのようなイメージで、電源を切ると片付けられてしまう存在です。

DRAMは構造が比較的シンプルなため、大容量にしやすく、価格も抑えられるという利点があります。 そのため、家庭用パソコンから業務用サーバまで、幅広く使われています。

3. DRAMとCPUの関係

3. DRAMとCPUの関係
3. DRAMとCPUの関係

CPUは、読み方はCPU(シーピーユー)といい、コンピュータの頭脳にあたる部品です。 CPUは計算や判断を行いますが、その際に必要なデータをDRAMから取り出します。

もしDRAMがなければ、CPUは毎回データを保存装置から読み込む必要があり、処理速度が大きく低下します。 DRAMはCPUのすぐ近くにあり、高速にデータをやり取りできるため、全体の動作をスムーズにしています。

パソコンの動作が重いと感じるときは、DRAMの容量が足りていないことが原因の場合も多いです。

4. DRAMはなぜ定期的に書き直す必要があるのか

4. DRAMはなぜ定期的に書き直す必要があるのか
4. DRAMはなぜ定期的に書き直す必要があるのか

DRAMは、電気を使ってデータを記憶していますが、その電気は時間とともに少しずつ弱くなります。 そのため、同じデータを何度も書き直して保持する必要があります。 この仕組みをリフレッシュ動作と呼びます。

リフレッシュ動作は、読み方はリフレッシュドウサといい、DRAMの特徴的な仕組みです。 この動作があるため、DRAMは構造が簡単で安価ですが、制御が必要になります。

5. DRAMとSRAMの違い

5. DRAMとSRAMの違い
5. DRAMとSRAMの違い

メモリにはDRAMのほかに、SRAMという種類もあります。 SRAMは、読み方はSRAM(エスラム)といいます。 SRAMはリフレッシュ動作が不要で高速ですが、構造が複雑で高価です。

そのため、SRAMはCPUの中にあるキャッシュメモリとして使われ、 DRAMは主記憶装置として使われる、という役割分担がされています。

この違いを理解すると、コンピュータ内部の仕組みがイメージしやすくなります。

6. DRAMの身近な例え

6. DRAMの身近な例え
6. DRAMの身近な例え

DRAMは、料理中の作業台に例えることができます。 今使っている材料や道具を一時的に置いておく場所が作業台です。 冷蔵庫や食品庫は保存用ですが、作業台はすぐ取り出せる場所です。

この作業台が広いほど、料理はスムーズに進みます。 同じように、DRAMの容量が大きいほど、パソコンは快適に動作します。

7. DRAMの歴史と現在

7. DRAMの歴史と現在
7. DRAMの歴史と現在

DRAMは昔から使われている技術で、改良を重ねながら進化してきました。 現在では、DDRという規格が主流で、より高速で省電力なDRAMが使われています。

スマートフォンやタブレット、ゲーム機など、身の回りの多くの機器にDRAMは欠かせない存在です。 普段は意識しなくても、私たちのデジタル生活を支えています。

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まとめ

まとめ
まとめ

この記事では、基本情報技術者試験で頻出テーマとなっているDRAMについて、パソコンに触れたことがない初心者の方でも理解できるように、仕組み・役割・特徴・身近な例えを交えて解説してきました。 DRAMは「Dynamic Random Access Memory」の略で、コンピュータの中で作業中のデータを一時的に保存する主記憶装置として使われています。 普段「メモリが足りない」「メモリを増設する」と言われるとき、その正体がこのDRAMです。

DRAMの最大の特徴は、電源を切るとデータが消えてしまう揮発性メモリである点です。 これは保存用のハードディスクやSSDとは大きく異なるポイントで、DRAMはあくまで「今使っている情報を素早く扱うための場所」として存在しています。 作業机や料理中の作業台のように、すぐ取り出せることが重要な役割です。

また、DRAMは電気の力でデータを保持しているため、時間が経つと情報が消えてしまいます。 そのため、定期的にデータを書き直す「リフレッシュ動作」が必要になります。 この仕組みにより、構造はシンプルで大容量にしやすく、価格を抑えられるというメリットがあります。 家庭用パソコンからサーバまで幅広く使われている理由は、ここにあります。

CPUとの関係も重要なポイントでした。 CPUは計算や判断を行う頭脳ですが、その材料となるデータをDRAMから受け取っています。 DRAMがなければ、CPUは毎回保存装置からデータを探す必要があり、処理速度は大きく低下します。 パソコンの動作が重いと感じる原因として、DRAM容量不足が挙げられるのはこのためです。

SRAMとの違いも理解しておくと、試験対策だけでなく仕組みの理解が深まります。 SRAMは高速でリフレッシュ不要ですが高価なため、CPU内部のキャッシュメモリとして使われます。 DRAMとSRAMは性能とコストのバランスによって、役割が明確に分けられているのです。

DRAMは普段目にする部品ではありませんが、パソコン・スマートフォン・ゲーム機など、あらゆる情報機器の中で動き続けています。 基本情報技術者試験では、用語の意味だけでなく、「なぜDRAMが主記憶装置として使われるのか」「なぜリフレッシュが必要なのか」といった理由まで理解しておくことが重要です。 暗記ではなく、仕組みをイメージできるようになると、問題文の意図も読み取りやすくなります。

先生と生徒の振り返り会話

生徒

「DRAMって、ただのメモリだと思っていましたが、作業台みたいな役割があるんですね。 電源を切ると消える理由も、なんとなく理解できました。」

先生

「そうですね。DRAMは保存する場所ではなく、CPUが素早く使うための場所です。 だから速さと容量が重視されているんですよ。」

生徒

「リフレッシュ動作が必要なのは少し不思議でしたが、 そのおかげで安くて大容量にできると聞いて納得しました。」

先生

「その理解はとても大切です。 基本情報技術者試験でも、DRAMとSRAMの違いや役割を問われることが多いので、 今日学んだイメージを思い出してください。」

生徒

「これからパソコンのメモリを見るとき、DRAMの働きを意識できそうです。」

先生

「それが理解できていれば十分です。 仕組みを知ると、ITの用語は一気に身近になりますよ。」

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