カテゴリ: Linux 更新日: 2026/04/18

dfコマンドとは?Linuxでディスク使用量を簡単に確認する方法

Linuxのdfコマンドとは?ディスク使用量を確認する方法
Linuxのdfコマンドとは?ディスク使用量を確認する方法

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「先生、Linuxでディスクの空き容量や使用量を確認するにはどうしたらいいですか?」

先生

「Linuxではdfコマンドを使うと、ファイルシステムごとのディスク使用量や空き容量を簡単に確認できますよ。」

生徒

「えっと、dfって何の略ですか?難しいコマンドじゃないですか?」

先生

dfは"disk free"(ディスクフリー)の略で、意味は「ディスクの空き容量を表示する」ということです。操作も簡単なので、初心者でもすぐに使えます。」

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1. dfコマンドとは?

1. dfコマンドとは?
1. dfコマンドとは?

dfコマンドは、Linux(リナックス)でディスク使用量や空き容量を確認する基本的なコマンドです。ハードディスクやSSD、外付けストレージなどのファイルシステムごとの容量を一覧で表示できます。Windowsの「ディスクのプロパティ」で見る容量情報を、ターミナル上で確認できるイメージです。

2. 基本的なdfコマンドの使い方

2. 基本的なdfコマンドの使い方
2. 基本的なdfコマンドの使い方

Linuxでdfコマンドを使うには、ターミナルを開いて以下のように入力します。


df

実行すると、以下のようにファイルシステムごとの使用量と空き容量が表示されます。


Filesystem     1K-blocks    Used Available Use% Mounted on
/dev/sda1      20480000 1024000 19456000  5% /
tmpfs           1024000       0  1024000  0% /dev/shm

ここでFilesystemはファイルシステム、Usedは使用済み容量、Availableは空き容量、Mounted onはマウントされている場所です。

3. dfコマンドで容量を見やすく表示する方法

3. dfコマンドで容量を見やすく表示する方法
3. dfコマンドで容量を見やすく表示する方法

容量を人間が読みやすい単位で表示するには-hオプションを使います。


df -h

Filesystem      Size  Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda1        20G  1G   19G   5% /
tmpfs            1G    0   1G    0% /dev/shm

ここではSizeが容量の総量、Usedが使用済み容量、Availが空き容量です。Gはギガバイト、Mはメガバイトを示しています。

4. 特定のファイルシステムだけを確認する方法

4. 特定のファイルシステムだけを確認する方法
4. 特定のファイルシステムだけを確認する方法

Linuxでは、特定のマウントポイントやディスクだけの使用量を確認することもできます。


df -h /home

Filesystem      Size  Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda2       50G   10G  40G   20% /home

この例では、/homeディレクトリがあるファイルシステムの容量だけを確認しています。

5. dfコマンドでinodeの使用量を確認する

5. dfコマンドでinodeの使用量を確認する
5. dfコマンドでinodeの使用量を確認する

Linux(リナックス)ではファイルの管理にinode(アイノード)という仕組みを使っています。ファイル数が多い場合、ディスクの空き容量はあるのに新しいファイルを作れないことがあります。そんなときは-iオプションを使います。


df -i

Filesystem      Inodes  IUsed   IFree IUse% Mounted on
/dev/sda1       131072  1024  130048    1% /

これでinodeの使用状況を確認でき、ファイル作成に必要なinodeの空きもチェックできます。

6. dfコマンドとduコマンドの違い

6. dfコマンドとduコマンドの違い
6. dfコマンドとduコマンドの違い

Linuxでディスク使用量を確認するコマンドにはdfの他にduコマンドもあります。duは特定のディレクトリやファイルの容量を確認するコマンドです。


du -sh /var/log

1.5G /var/log

一方dfはファイルシステム全体の容量と空き容量を確認するのに向いています。両方を使い分けることで、Linuxのディスク管理がより効率的になります。

7. dfコマンドの便利なオプションまとめ

7. dfコマンドの便利なオプションまとめ
7. dfコマンドの便利なオプションまとめ

Linuxでdfコマンドを使うとき、よく使うオプションは以下の通りです。

  • -h : 人間が読みやすい単位で表示
  • -T : ファイルシステムのタイプも表示(ext4, tmpfsなど)
  • -i : inodeの使用量を表示
  • 特定のパス : /home や /var など特定のディレクトリだけ表示

df -hT

Filesystem     Type  Size  Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda1      ext4   20G   1G   19G  5% /
tmpfs          tmpfs  1G    0    1G  0% /dev/shm

これでファイルシステムの種類まで確認でき、Linuxでの容量管理がさらに便利になります。

8. 覚えておきたいポイント

8. 覚えておきたいポイント
8. 覚えておきたいポイント

Linuxのdfコマンドを覚えると、ディスク容量の確認やストレージ管理が効率的にできます。初心者でもdf -hで容量を見やすく表示し、必要に応じて-iでinode確認、特定ディレクトリで部分的に確認するだけで日常管理は十分です。

また、duコマンドと組み合わせることで、どのフォルダが容量を使っているかも簡単に確認できます。Linux初心者でも、これらのコマンドを覚えておくと便利です。

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まとめ

まとめ
まとめ

今回はLinux(リナックス)でのdfコマンドの使い方について詳しく解説しました。dfコマンドは、ディスク全体の使用量や空き容量を確認する基本コマンドであり、初心者でも簡単に扱えるのが特徴です。df -hで容量を人間に読みやすい単位で表示でき、-iオプションを使えばinodeの使用状況も確認できます。また、特定のディレクトリやマウントポイントを指定して部分的に確認することも可能です。

dfとよく比較されるduコマンドは、個別のフォルダやファイルごとの使用量を確認するのに適しています。両方を組み合わせることで、Linuxのディスク管理がより効率的に行えます。さらに、-Tオプションでファイルシステムの種類も確認できるため、SSDやHDD、tmpfsなど異なるストレージ環境でも適切に管理可能です。

実際にdfコマンドを使用する際は、まず基本の表示方法を覚え、次に-hで見やすく表示、必要に応じて-iでinodeの空きも確認します。そして、特定のディレクトリに絞ることで、不要なデータや容量不足の原因を特定しやすくなります。これにより、Linux環境でのストレージトラブルや容量不足の問題を未然に防ぐことができます。

さらに、実践的な管理では以下のようなコマンドもよく使われます。


df -hT
du -sh /var/log
df -i
df -h /home

これらを組み合わせることで、全体の容量確認から個別フォルダの使用量まで、幅広く管理可能です。特にサーバー運用や複数ユーザーが使う環境では、dfduをセットで覚えておくことが推奨されます。

先生と生徒の振り返り会話

生徒

「先生、今日のdfコマンドの内容、だいぶ理解できました。容量だけでなくinodeも確認できるんですね。」

先生

「そうです。inodeは見落としやすいですが、ファイル作成に必要なので重要です。容量は空いているのにファイルが作れない場合に役立ちます。」

生徒

「あと、特定ディレクトリだけ確認する方法も便利ですね。大きなフォルダがどこにあるかすぐ分かります。」

先生

「その通りです。df -h /homeのようにパスを指定すれば、必要な情報だけを効率よく取得できます。また、duと組み合わせることで、より細かく容量管理が可能です。」

生徒

「先生、これでサーバーの容量確認も怖くなくなりそうです。初心者でも手軽に使えますね。」

先生

「その通り。dfduを覚えておくと、Linux環境での容量管理が効率的に行えます。今日学んだ基本操作とオプションを実際の運用で試してみましょう。」

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